Life in Kumamoto by Taiwanese

台灣和熊本異文化交流 Vol.2

在台灣,茶葉的起源似乎於1796年從中國福建省引進到台灣,很可能是在貿易過程中知道關於茶葉的事情,種植茶葉的方式似乎也是從中國引進過來的。

由於中國和福建省的環境不同,所以台灣有獨自的茶葉文化。
現在人氣很高的臺灣紅茶其實也是由日本人引進然後傳開的。

我自己很喜歡台灣的高山茶,特別是杉林溪高山茶,我覺得台灣茶的香氣是世界第一。
其他還有許多香氣很好的茶,像是凍頂烏龍茶和東方美人茶等。

日本茶的香氣以新茶時期所散發的香氣最為珍貴,其餘則是重視味道。
理由其實很簡單,日本茶的香氣只能在製成一個月左右內聞到,這種短暫對日本人來說是很有魅力的,如同短暫的櫻花花瓣一樣。
同時也喜歡新茶時期「淡雅清香的香氣」。
斯里蘭卡和印度的紅茶香氣較濃郁,據說在出口到歐洲時,因為需要不輸給香水的香氣,所以會添加香料讓其香氣變得更濃郁。

我曾經去過斯里蘭卡當地的工廠審查紅茶,其實添加香料前的茶葉,日本、台灣、斯里蘭卡的茶葉香氣差別並不大。
使用的香料不同,茶葉的品質也會有很大的差別。
很少有日本人知道這件事,甚至不知道茶葉其實加了香料,許多日本人也以為伯爵茶是一種品種茶葉喔!

 

【日本語】

『台湾熊本異文化インターフェイス Vol2』

日本にお茶が伝わったのは、文献によれば平安初期(815年)の『日本後記』には、「嵯峨天皇に大僧都(だいそうず)永忠が近江の梵釈寺において茶を煎じて奉った」と記述されています。これが、わが国における日本茶の喫茶に関する最初の記述といわれています。
しかし、遣唐使や遣隋使、それ以前の渡来人などにより持ち込まれていた可能性も極めて高く、奈良時代の後半にはすでに飲まれていたようです。

台湾では、1796年に中国福建省からお茶が伝わったことを起源にしているようですが、おそらく、交易の中で茶の存在は知られていたのではないかと思います。中国から栽培方法が伝わったという感じでしょうか。
福建省の環境とは違うので、台湾では独自のお茶文化が浸透していきます。
今人気の高い台湾紅茶も、実は日本人によって伝えられ、広まりました。

私自身は、台湾のお茶は高山茶とくに杉林渓が好きですね。台湾茶の香りは世界一の香りだと思っています。そのほかにも凍頂烏龍や東方美人茶など香りのよいお茶がたくさんあります。

日本のお茶の香りは、新茶の時期に薫る「新茶の香り」が特に重宝されます。それ以外は味わいのほうが重視されていきます。理由は簡単で、新茶の香りは作られてから1か月くらいしか薫らないからです。

日本人はそのはかなさに魅力を感じます。桜の花びらを愛でるのと同じ感覚です。また、その香りも「はかない香り・ほんのりとした香り」を好みます。

スリランカやインドの紅茶は香りが強いです。ヨーロッパに輸出するときに、香水に負けない香りが必要だったので着香して香りが強くなったといわれています。
スリランカに行って、現地の工場で紅茶の審査をしてきましたが、着香前の紅茶は、日本も台湾もスリランカも茶葉の香りの大差はありません。どんな香料を使うかで出来上がりの品質は大きく違います。このようなことを知っている日本人は非常に少ないです。香りが着いていることすらわからない人が多いです。アールグレイという品種があると思っている日本人も多いですよ。

作者:YH