熊本台灣電影節 精選四部熱門話題電影上映

為在日台灣人提供資訊的網站-台灣人在熊本的生活-營運團體「くま台灣Neo」,於11月1日與2日兩天,在熊本市現代美術館的Art Loft舉辦了「台灣電影節 in Kumamoto 2025」。播映了在台灣上映過、精心挑選的四部話題作品。活動吸引了來自熊本縣內外的台灣電影迷,以及居住在熊本的台灣人士前來觀賞,盡情享受台灣電影的魅力。

台灣在約二十年前迎來電影復興熱潮,此後陸續製作出許多優秀作品。本次電影節中特別受到矚目的是於2022年上映並在台灣創下票房熱潮的《流麻溝十五號》。本片以戒嚴時期政治犯收容所為題材,根據真實事件改編,描繪三位女性受刑人的悲慘命運。與殘酷現實形成強烈對比的最後微笑畫面,具有深刻的象徵意義。

此外,還有以市井小巷中的理髮店女店主為主角,細膩呈現既令人感傷又溫暖動人的日常的《本日公休》。描繪台灣南部鐵路沿線原始風景,並細膩記錄守護這條鐵道的鐵路員及其家人的《鄉愁鐵路~台灣,心之旅程~》。還有《太陽之子》描寫一位阿美族女性回到自己的小村莊,逐漸喚醒對家鄉重建與民族自豪感的故事。

活動首日的開幕典禮上,熊本市中心商店街等聯合協議會會長猪毛尾彰宏先生,以及台北駐福岡經濟文化辦事處處長陳銘俊先生等貴賓先後致詞。

第二天最後舉行的野嶋剛先生座談活動反應也十分熱烈。野嶋先生曾擔任《朝日新聞》台北支局長,是對台灣電影相當熟悉的獨立記者。他買下了台灣電影《太陽之子》的日本上映權,並在各地舉辦播映會。野嶋先生表示:「台灣電影的魅力,在於能細膩描繪人與人之間的情感與溫柔。透過觀看台灣電影,不僅能加深對台灣的認識,也會愈來愈喜愛台灣。」最後更說到:「期盼熊本藉由電影祭等交流活動深化與台灣的關係,成為日本各地方政府中最了解台灣的縣。

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『熊本で台湾映画祭 話題作4本を上映』

台湾人のための情報サイト・臺灣人在熊本的生活を運営する「くま台湾Neo」は11月1・2の2日間、熊本市現代美術館アートロフトで「台湾映画祭in Kumamoto 2025」を開きました。
台湾で公開された選りすぐりの話題作4本を上映。県内外の台湾映画ファンや熊本在住の台湾人らが多数訪れ、台湾映画を存分に楽しみました。

台湾では約20年前に映画ブームが起こり、優れた作品がたくさん製作されています。映画祭で特に注目を集めたのは、2022年公開にされ台湾で大ヒットした『流麻溝十五号』でした。戒厳令時代の政治犯収容所の話で、実話をもとに3人の女性収容者の過酷な運命を描いていました。厳しい現実と裏腹の笑顔のラストシーンが象徴的でした。

このほか、下町の小さな理髪店の女性店主の切なくも心温まる日常を描いた『本日公休』。台湾南部の鉄道沿線の原風景とその鉄道を守る鉄道員、その家族らを丹念に記録した『郷愁鉄路~台湾、こころの旅~』。先住民族・アミ族の女性が小さな自分の村に帰り、故郷再生と民族の誇りに目覚めていく姿を描いた『太陽の子』も上映しました。

初日の開会式では、熊本市中心商店街等連合協議会の猪毛尾彰宏会長、陳銘俊・台北駐福岡経済文化弁事処長らがあいさつしました。

2日目の最後に開いた野嶋剛さんトークイベントも盛り上がりました。野嶋さんは朝日新聞社の台北支局長の経験があり、台湾映画に詳しいフリージャーナリストです。
台湾映画『太陽の子』の日本上映権を買い取り、各地で上映会も開いています。野嶋さんは「台湾映画の魅力は、人と人との細やかな感情や優しさを巧みに描いているところ。台湾映画を見ることによって、台湾のことを知ることができ、台湾をどんどん好きになっていく」などと話しました。最後に、「熊本は映画祭などで台湾との関係を深め、台湾については一番よく知っている県になってほしい」と締めくくりました。

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文:吉之介/翻訳(台湾華語):yunting