Life in Kumamoto by Taiwanese

口袋裡有手帕就知道是日本人?

前幾天被認識的台灣女性友人問了「你有帶手帕嗎?」

「有啊!」我從口袋裡拿出給她看,然後她就心領神會地笑著說「果然你是日本人耶……」。

我說「帶手帕不是大家都會做的事嗎?」

她說「台灣人帶手帕的人很少耶!」

我反問道「那這樣去洗手間出來後該怎麼辦?」

她回答我「很多人都是拿備有的紙巾或是面紙等擦手就行啦!」

也對,現在的公共洗手間等都備有紙巾,所以不太需要手帕了。在台灣,帶手帕的男性不是沒有,而是少數的樣子。

那在日本的話,我在小時候每當要出門時,媽媽總會問「有沒有忘記帶東西?衛生紙、手帕帶了嗎?」
「我帶了!」回答後,媽媽才會說「出門小心!」目送我出去。

在學校的走廊有洗手台,在午餐時間之前及運動之後,規定要確實去洗手。所以,我們生活在口袋裡若是沒有手帕,就會有些麻煩的環境中。
這個已經變成是理所當然的事情了,即使到了現在,我的口袋裡都不缺手帕。
不過最近的手帕材質很多都是毛巾布材質,口袋會被撐得鼓鼓的。

據說原本,手帕是歐洲的文化,傳到日本來的習慣。在日本以前就有使用「擦手巾(TENUGUI)」(日式手帕)的習慣。我在小時候常會看到在外工作的男性將擦手巾掛在腰帶上。
這不僅是擦手而已,還可以包東西、受傷時緊急處理時也會用上它。帶著它的話,在很多地方都用得上,真的是非常的方便。

有一說是說到,日本人會常帶著擦手巾的原因是,去神社參拜時會用手水舍的手水來潔淨手、口,所以會需要擦手巾的。

在每個人與當地神社的關係密切的時代,每天的參拜時是少不了擦手巾的。如果因為這樣的理由演變成帶手帕的習慣,這真的是非常日本人的作風。
(這是我的個人見解)

 

【日本語】

『ポケットにハンカチは日本人の証?』

先日、知り合いの台湾人女性から「ハンカチ持ってますか?」と訊ねられました。
「持ってます。」とポケットから取り出して見せると、「やっぱりあなたは日本人ですね~」と納得したように笑顔で言われました。

「ハンカチ持つのは当たり前じゃないの」と私。

「台湾人でハンカチを持っている人は少いです」と彼女。

「だったらトイレから出るときどうするの?」と聞き返すと。

「備え付けの紙ナプキンやティッシュなどで済ませる人が多い」という事でした。

まあ、いまどき公共施設のトイレには紙ナプキンがセットされているから、ハンカチは必要無いのでしょうね。
台湾ではハンカチを持つ男性がゼロではないようですが、少数派らしい。

さて、日本の場合というか私の子供の頃は、出かける前に、お母ちゃんから「忘れ物はない? ちり紙・ハンカチ持った?」と、必ず訊かれました。
「持ってるよ!」と返答したら「行ってらっしゃい!」と見送られたものです。

学校には校舎の廊下に蛇口の並んだ水場があり、給食の前や運動の後に必ず手洗いの励行を言われたものでした。なので、ポケットにハンカチが無ければ困るような環境でした。それが当たり前になって、今でもポケットにハンカチは欠かせません。
ただ最近のハンカチはタオル生地ものが増えてきて、ポケットが膨らんでしまいます。

もともとハンカチはヨーロッパで生まれ日本に普及したようですが、日本には昔から「手ぬぐい」(日本式ハンカチ)を使う習慣があります。
私の子供の頃は外で働く男性が手ぬぐいを腰ベルトに下げている姿はよく見ていました。手をふくだけでなく、物を包んだり、怪我した時の応急処置にも使えるし、持っていればいろんな使い方ができて便利だったからでしょう。

仮説ですが、日本人が常に手ぬぐいを持つのは、神社に参拝する際に手水舎(てみずや)の手水(てみず、または、ちょうず)で口や手を清めるときに必要だったからではないでしょうか。人々と、その地域にある神社のつながりが深かった時代、日々の参拝の際に手ぬぐいは欠かせなかったと思います。
もし、そんな理由がハンカチを持つ習慣に引き継がれているとしたら、いかにも日本人らしいです。(あくまで私見です。)

作者:くま台湾Neo BABI