上一次跟大家聊了日本新年的裝飾,這一次則是想跟大家談談「初詣(新年參拜)」。
日本人在正月(新年)時,不可或缺的儀式之一就是新年參拜。新年參拜,是指新年期間到離自家最近的神祇處所去參拜的意思。供奉神祇的處所稱之為「神社」,平常是一個安靜莊嚴的場所。但是安靜的神社從12月31日除夕起到1月3日的新年初三的時期,延伸到神社的參道上市集林立,前來新年參拜的人絡繹不絕。喜歡群眾聚集、歡樂氣氛的神明想必也會很歡欣地迎接我們的到來。
接著,在此稍微針對日本的神祇跟各位聊聊。
日本的神祇,不像基督教或是回教一樣,只有絕對唯一的神,祂是存在於自然的萬物之中。祂存在於太陽、月亮、海洋、河川及風中,其數量有八百萬(比喻數量非常多時的表現方式)。因此,我們人類之中,應該也有神祇的存在吧。
前去新年參拜時,不妨先查查看,神社裡供奉的是哪個神祇。存在於萬物之中的神祇,每個都有祂們的職責,守護著我們的日常生活。了解自己所參拜的神祇特徵後,我想也會讓您加深興趣吧。
接著,現在開始來說說基本的參拜方式。
要感謝神明對我們日常的保佑的同時,向神明祈願。痛苦的時候或是不順遂的時候會來祈求外,考試、開業及搬家等特別的時期以外,為了祈求家人的幸福及健康等,也能日常前來參拜。
來到神社後,最先進入眼簾的是大門「鳥居」。鳥居的作用是作為,將有神明的場所與我們人類所居住的場所區隔用的「結界」,也就是進入『神的領域』的入口。
正中央為神明走的路徑,因此我們要走在側邊上。穿過鳥居後,就能看見「手水舍(TEMIZUYA)」。
在手水舍洗手、漱口、淨化身軀。手水也有既定的方法,在此跟大家介紹一下吧。
淨化後,終於可以前去參拜了。
想要祈求的事,已經想好了嗎?
來到神前,端正姿勢,二拜二拍手一拜的禮法來參拜吧。
在參拜前,會先準備好要投入賽錢箱的「心意」分的金額前去參拜。香油錢有著感謝與祈願的意思在內,敬奉時,不可用丟的,這會對神明失禮,而是要誠心地敬奉。
參拜結束後,不買個御神札(神符)嗎?
即使無法每天都前去神社參拜,在家裡也能供奉御神札每天參拜的。下一次,我將針對御神札與神棚(神龕)跟大家聊聊。將告訴大家,拿回家的御神札要擺在哪裡才好。
對了,順道一提,在參拜完後,有些神社會販售甘酒(甜酒釀),可以喝甘酒讓身體變暖喔。有些神社則是會依照習俗,在神社境內起個火堆(日文稱為御焚上)將舊的神札等燒掉,也可在火堆旁取暖喔。
【日本語】
『「初詣」について』
前回は、お正月飾りについてお話をしました。今回は、「初詣」についてのお話です。
日本人のお正月に欠かせないものの一つとして、「初詣」があります。初詣とは、新年に自宅のある場所の一番近くの神さまにお参りに行くことを言います。神さまをお祀りしている場所を「神社」と言い、普段は、とても静かで荘厳な雰囲気が漂っています。いつもは静かな神社も12月31日の大晦日から1月3日の三が日になると、神社に続く参道には市が立ち、初詣に向かう人で大賑わいします。人々が集い、明るく楽しい様子が大好きな神さまも喜んで私たちを迎えてくれていることでしょう。
さて、ここでちょっと日本の神さまについてお話ししておきましょう。
日本の神さまは、キリスト教やイスラム教のように絶対唯一神ではなく、自然の中のありとあらゆるものの中に存在しています。太陽、月、海、川、風の中にも存在し、その数は八百万(非常に多い数を表すときに使います)。そして、私たち人間の中にも神さまは存在していると考えられています。
初詣に行った際には、どのような神さまが祀られている神社なのか調べてみてはいかがでしょう。ありとあらゆるものに存在する神さまもそれぞれに役割を持ち、私たちの暮らしを守ってくださいます。参拝した神さまの特徴を知ることで興味も一段と深まると思います。
さて、ここからは基本的な参拝の仕方についてです。
神さまには、日頃の感謝とともに願掛けをします。苦しい時や困った事が起きた時はもちろん、受験や起業、引っ越しなど特別な時以外にも、家族の幸せや健康など、日常的に参拝します。
〈鳥居をくぐる〉
神社に来たら、一番に目に入る大きな門「鳥居」があります。鳥居は、神さまがいらっしゃる場所と私たち人間が住む場所を区切る「結界」の役目を果たす”神域”の入り口です。
中央は、神さまの通り道ですので、私たちは端を歩きましょう。鳥居を潜ると手水舎(てみずや)が見えてきます。
〈手水舎で身を清める〉
手水舎では、手を洗い、口をすすぎ、身を清めます。手水にも作法がありますので紹介しますね。
※感染症対策のため、柄杓がない神社もあります。その時は、左手→右手の順番で手をゆすいではいかがでしょうか。
身を清めたらいよいよ参拝です。
お願い事は、心に決めましたか?
〈拝礼の作法〉
神前に進んで、姿勢を正し、二拝二拍手一拝の作法でお参りをします。
〈お賽銭〉
参拝の前、賽銭箱に「お気持ち」分の金額のお金を納めてお参りをします。お賽銭には感謝と祈願の意味があります。奉納の際には、神さまに対して失礼に当たりますので、投げ入れる事はせずに心を込めて納めてくださいね。
さて、参拝が終わったら、お神札を授かりませんか?
毎日、神社に行くことが難しくても、家にお神札をおまつりすると毎日、参拝することができます。次回は、お神札と神棚のお話しです。お神札をいただいたら、どんな場所で管理すればいいかをお伝えします。
そうそう、お帰りには、甘酒を販売している神社もありますので、甘酒でしっかり体を温めてくださいね。神社によっては、お焚き上げという古くなったお神札を燃やすために敷地内で火を焚いているのでここでも暖が取れますよ。
写真・文:荷風/(台湾華語)翻訳:編集部F